2012年09月02日

上高地-涸沢-北穂高岳 その2

上高地-涸沢-北穂高岳 その2


早朝3時に北穂高岳アタックを予定していましたが、雷雲が見えたので、しばらく様子を見ることにして、5時まで二度寝。
起きると天候はさえないものの稜線はくっきり。
5:40、涸沢を出発。
はるかな頂に見えるキタホへ。
涸沢小屋に立ち寄って、テラスからの景色を堪能します。
ひたすらがれた直登に近い登山道を登っていきます。
いきなりの試練です。
40分ほど登ると、はるか遠くに富士山が見えました。
八ヶ岳も見え、疲れが癒される景色が広がっています。
時折、前穂高岳や奥穂高岳を眺め、難所をゆく登山者が見えると、こちらの状況も忘れて「あんなところを進むのか…」と見入ってしまいます。
もちろん、キタホへの道も険しさは負けていません。
思いっきり「クライムオン!」
それでもどうにか山頂直下の南稜分岐に到着。
キタホから下山されてきた方が、この分岐をさらにオクホへ向けて進む姿はかっこよかったです。
キタホ山頂がやっと見えました。
あと少し!
山頂到着!の余韻に浸ろうと思ったら、山小屋のスタッフの方が「ヘリが来るので、小屋の方でお待ちください」との案内。
山頂を通過し、北穂高小屋へ。
しばらくして、颯爽と飛んできたヘリコプター。
つい「牧さん」といってしまう方も多いでしょう。
小屋の周りを散策していると、ガスのむこうから槍ヶ岳が姿を現しました。
南岳、そして大キレットを眼下に。
改めて、北穂高岳山頂です。
涸沢岳と奥穂高岳の間に穂高岳山荘の赤い屋根が。
北穂高小屋と山頂からの景色を存分に味わって、涸沢へ戻ります。
山頂から見る涸沢は小さく、これだけ登ってきたのか!と実感するにも十分なほど。
涸沢で荷物をまとめ、横尾-徳沢-明神を経て上高地へ戻りました。
久しぶりのテント泊山行はそれなりの疲労感と、それを消し去る充実感がありました。
しばらくはトレイルのレースが続くので、それが終わったらまたのんびりと山歩きを楽しみたいと思います。
徳沢のソフトクリームは絶品でした。
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それでは、また。




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Posted by ATC Store Captain at 21:46│Comments(0)trekking
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