2010年11月29日
朝霧ロゲイニング!
2010.11.28(sun.)はれ
朝霧ロゲイニング
ロゲイニングとは?
地図とコンパスを頼りに、地図上に記されたポイントを探しに行き、制限時間内にそれらをいくつ見つけることができるか、を競うスポーツです(自己流解釈)。
とにかくやってみなければわからない、そんな思いで、地元・朝霧高原で行われる大会で、ロゲイニング初体験してきました。
>>朝霧野外活動センター「オリエンテーリングin朝霧」はこちらから
まずは主催者を代表して、コースディレクター・村越真さん(静岡大学教授)によるガイダンス。
スタート10分前に、ようやく地図を見ることができます。
その地図を見ながら、どのようにまわるか作戦を立てます。
しかしながら、なにしろ初体験。
だいたいこんな感じでまわろうか、となんとなく決定。
そうこうするうちに、あっという間にスタート。
5時間という制限時間内で、朝霧高原周辺に「隠された」ポイントを探しに、約300名が一斉に散らばっていきます。
とりあえず「ついて行こう」作戦。
もっとも近い「23」を探しに。
恐らくこの近辺、というところに着いたのですが、みなさん右往左往。
もちろん、ぼくらもつられて右往左往。
いや、しかし絶対にこの辺にあるはずだ。
「あった!」想像以上に「ヘン」なところにポイントはありました。
一斉に群がる参加者。
大の大人が、まるですごいものでも発見したかのように、必死になっています。
もちろん、ぼくらもその一部。
いや、しかしこうなるのは仕方がない!
これはもしかしたら、ものすごく面白いのではないか?
たった1個のポイント見つけただけなのに、確信に近い予感。
初めてだし、のんびりハイキング気分でいこう、と思っていたのに、気持ちはどんどん次のポイントへと向かいます。
2つめ、3つめとポイントを見つけるたびに、まるで宝探しでもしているかのような遊び感覚が深まっていきます。
そして、こんな景色を眺めながら。
この日は天気も良く、風もさわやかに感じるくらい。
走ったり、歩いたりを繰り返しながら、多少頭も使って、朝霧高原を満喫しました。
もちろん、富士山も。
そして、こんなトレイルも。
最初、5時間は長いなぁ、と思っていたのですが、あっという間でした。
ぼくらが行ける範囲で、朝霧をぐるりと巡って、制限時間内にゴール。
ロゲイニングは、制限時間があるだけで、範囲内であればどこへ行ってもいいのです。
ポイントを効率よく取りに行くもよし、わざわざ遠くのポイントを取りに行くもよし。
メンバーの力量で歩いても走ってもよし。
ですから、「老若男女」問わず楽しめるアウトドアスポーツなんだなぁ、ということがよくわかりました。
ゴールしてから、他の参加者の方の回り方を聞いて、「そっちから行けばよかったんだ!」と反省したりもするのですが、それもまた楽しかったです。
普段のトレイルランニングやトレッキングでは味わえない、別の楽しみ方がロゲイニングにはありました。
勘に頼って、ショートカットしたつもりが全然違うところへ入り込んだり、ここにポイントがあると思いこんだり。
なんとなくですが、地図とコンパスの使い方もさまになったり。
それらすべてが新鮮で、ロゲイニングにはまっていくひとたちの気持ちが十分に理解できました。
次回は、生意気にもこの反省を活かして、さらに地図読みも勉強して、もっともっと楽しみたいと思います。
今回の各カテゴリー(男性・女性・男女混合・親子)の優勝者の方々です。
おめでとうございます!
静岡県内では、年明け1月に静岡市清水区でロゲイニング大会が行われます。
>>詳しくは「NPO法人 M-nop」ホームページ《こちら》でご確認ください
《おまけ》
朝霧といえば牛です。
それでは、また。